東京・調布の注文住宅は小野寺工務店

おかげさまで創業60周年

フリーダイヤル0120-405-233(月-土/9:00〜18:00)

月刊小野寺工務店【Monthly Onodera】

Date:2022年10月30日 |

O様邸の家づくりは家の中も家の外も順調に進んでいます。K様邸では植栽の命を守りながら慎重に基礎工事を進めています。食欲の秋、読書の秋、そして家づくりの秋(?)。晴天が続くこの季節は家づくりの季節です。

目次
1.三鷹市・O様邸(ウッドデッキのある注文住宅)
2.杉並区・K様邸(変形地に建てる完全分離の二世帯住宅)


 

◎三鷹市・O様邸(ウッドデッキのある注文住宅)

今月の月刊小野寺工務店は、外壁工事や大工工事が着々と進むO様邸のレポートから始めたいと思います。

まずは屋内の大工工事の様子から。写真はできたてほやほやの階段の支柱。支柱上部の加工は、鈴川大工(写真に写っている男性です)によるものです。丸ノコを使って器用に作ります。


 

階段下のルーバーも彼の手によるものです。ルーバーの向こう側は床下エアコンの設置スペースです。


 

下の写真は、洗面室に設置するガス衣類乾燥機「乾太くん」用の収納ボックス兼家事カウンターです。収納ボックスといっても、乾太くんは本体の周囲を箱などで囲むように設置することが禁止されています。万が一故障した時に修理できないからです。
そのため、この収納ボックス兼家事カウンターは3分割して簡単に取り外せるようになっています。簡単に分解できて、しかも強度もしっかりした収納ボックスを作るために、設計段階で少々苦労した逸品です。


 

ここからはO様邸の外壁工事の様子を早送り的に紹介したいと思います。下の写真は付加断熱(外断熱)用の断熱材「EPSボード」を貼る前のO様邸です。家の外に白い板状のものが積まれていますが、これがEPSボードです。南極の昭和基地にも使われている強力な断熱材です。O様邸の外壁が黄色いのは、防水気密塗料のゴールドコートを塗っているからです。


 

EPSボードを専用の接着剤を使って、パズルのように家の外壁全体に貼り付けていきます。赤枠は補強材を入れる位置を示しています。EPSボードは釘やネジの保持力がほとんどないので、ガスメーターや換気扇のガラリなど、外壁になにか取り付ける場合はその位置にあらかじめ補強材を入れておく必要があるのです。


 

家の外周全体にEPSボードを貼り付けた状態のO様邸。


 

EPSボードの上からベースコートという下塗り材を塗り、しばらく乾くのを待ちます。


 

下塗り材がしっかり乾いたら、ガルデという塗り壁材を塗っていきます。ガルデは大理石を主成分とした天然成分の塗り壁材です。ジョリパットなどのアクリル塗料を混ぜた塗り壁材は、時間が経つとアクリル塗料の成分が色褪せしてきますが、ガルデはほとんど色褪せしないのが特徴です。(そのかわりカラーバリエーションが少ないのが弱点です)


 

O様邸の外壁の一部にはウェスタンレッドシダーの板張りを採用しています。小野寺工務店ではエコウッドトリートメントというメンテナンスフリーの保護材を使用することが多いですが、今回は明るいブラウンの色合いがご希望でしたので、オスモカラーという別の自然塗料を塗っています。余談ですが、ウクライナ紛争の影響でウェスタンレッドシダーの入荷がほとんどなく、価格も高騰しています。数年後は幻の建材になっているかも知れません。


 

再び家の中に戻ると、壁紙工事が順調に進行しています。O様邸で使用するのは紙クロスのエコフリースです。壁の中に入れたセルロースファイバー(充填断熱材)の調湿性能を十分に生かすため、ビニールクロスではなく紙クロスをおすすめしています。


 

エコフリースを慎重に施工する職人さんたち。紙クロスはビニールクロスに比べてかなり薄いので、作業に慎重さが要求されます。


 

 

◎杉並区・K様邸(変形地に建てる完全分離の二世帯住宅)

前回地鎮祭の様子を紹介したK様邸。本格的に基礎工事が始まりました。

こちらがK様邸の建築予定地です。基礎を作るために根切りを行っているところです。周囲に植栽がたくさん残っていますが、K様邸の敷地は風致地区にあるので、植栽をある程度残しておかないと建て替えができないのです。


 

遣り方(写真の木枠)も樹木ギリギリに作っています。樹木を避けての工事は大変ですが、樹木はもっと大変だと思います。なんとか枯れずに生き残ってほしいと思います。(人間の都合でしんどい思いをさせてゴメンナサイ!)


 

工事が少し進みました。掘り下げた地面の上に防湿シートを敷いて、その上から捨てコンクリートを打ったところです。


 

小野寺工務店では、建物の基礎を横からも下からもすっぽり断熱材で包む基礎下断熱(基礎断熱とも言います)を採用しています。写真の白い畳サイズのボードが、基礎下断熱用の断熱材「パフォームガード」です。このパフォームガードを、基礎を作る前に捨てコンクリートを打った地面の上に並べていきます。
捨てコンクリートを打った状態の地面は凸凹しているのに、どうやって板状の断熱材を並べていくのか?答えは下の写真にも写っている「砂」です。砂で表面を均して、その上に隙間なくパフォームガードを敷き詰めていくのです。


 

パフォームガードを敷き詰め終わった状態。すぐに配筋工事が始まります。


 

パフォームガードの上に配筋を組んでいきます。左の方に配筋が密になっている箇所がありますが、これは地中梁(ちちゅうばり)です。耐震等級3の家を建てるために必要な構造体です。


 

[配筋工事が終わり、コンクリートの打設が始まりました。まずは一段深くなっている地中梁のところからコンクリートを流し込んでいきます。


 

底面の打設が完了!


 

立ち上がり部分の型枠を設置して、そこにコンクリートを流し込んだら…


 

基礎完成!断熱材の内側に基礎がすっぽり入っているのがわかりますでしょうか。


 

この写真の方が断熱材と基礎の関係がわかりやすいかもしれません。白い断熱材の内側にグレーの基礎がきれいに収まっています。これが小野寺工務店の基礎下断熱です。基礎の内側の空間が屋内空間になるので、底冷えは無縁で、床下エアコンがめちゃ効きます。


 

キンモクセイもなんとか枯れずに頑張ってくれています。この後、断熱材の表面に保護塗料を塗っていきます。


 

 

(続く)

 

1 2 3 4 49

アーカイブス

このページのトップへ