無垢の木は保温性や断熱性に優れ、調湿作用もあるので、夏は素足で歩いてもべとつかず、冬はほんのり温かく、また静電気を抑えてくれる効果もあります。頑丈で深みのある色合いが特徴のアカシア、木目が美しく丈夫なオーク、柔らかく色の変化を楽しめるパイン、弾力性や耐久性に優れている国産アカマツ、以上の4種類は無理のないご予算でどれも家づくりに向いている木材なので、特におすすめしています。
アカシアの無垢フローリングを
採用したT様邸
オークの無垢フローリングを
採用したH様邸
パインの無垢フローリングを
採用したS様邸
セルロースファイバーは、新聞紙を原料とする紙製品をリサイクルしてつくられた、人にも環境にもやさしい自然素材の断熱材です。木質繊維特有の空気層により、断熱性能はもちろん、防音・調湿機能も併せ持つ優れた素材なのですが、欠点がひとつあります。年月とともにセルロースファイバーの沈下が進み、それに伴い壁内の断熱層にどうしてもすき間ができてしまうのです。アップルゲートのセルロースファイバー断熱を当社が採用する理由は、独自のウォータースプレー工法により、すきまを完全に埋め、沈下の問題を解決しているからです。天然素材の断熱材を希望される場合はぜひご検討ください。
パフォームガードは、人体に無害なホウ酸系化合物を均一に含有させた世界特許の防蟻断熱材。基礎の立ち上がり部とベタ基礎の下地のコンクリート(捨コン)の上に敷き詰めていくことで、床下からの熱欠損を防いで、きわめて高い断熱環境を実現します。また防蟻性能が半永久的に持続し、シロアリの侵入から住まいを守ります。
家の断熱というとどうしても壁の中の断熱材をイメージされる方が多いですが、熱の多くは窓から出入りするため、壁の断熱以上に窓の断熱は大切です。私たちがおすすめしているのは、熱伝導率の低い樹脂サッシと高性能なトリプルガラスの併用。それにより断熱性が高まり、住宅の性能も大きくアップして、夏も冬も一年中快適な住空間を実現できます。
“ガルデ”は、ヨーロッパで主流の大理石を成分とした外壁用の塗り壁材です。静電気が起きにくく撥水機能もあるので、カビ・藻などが付着せず、汚れに強い特性を持ちます。ヨーロッパの住宅が何年経っても美しく風合いを増していくのは、塗り壁材の種類の違いが大きな要因なのかもしれません。
このガルデですが、日本ではEPS付加断熱の外壁材として普及しています。EPS付加断熱は、南極の昭和基地にも採用されている外張り断熱材“EPSボード”を使用した外断熱の仕組みです。弾性に優れ調湿効果のある素材なので、長期に渡ってひび割れや剥がれ・結露を防ぎ、高い断熱性能を保ちつつ家を長持ちさせてくれます。内断熱+外断熱のダブル断熱をご希望の方には特におすすめの組み合わせです。
床下に設置したエアコンで、家全体を床下からじんわりと暖める仕組みです。エアコンからの風が体に直接当たらないので、エアコンの温風が苦手な人も安心です。また市販のエアコンを利用するので、床暖房システムと比べて圧倒的にイニシャルコストが安く済むのも長所です。たくさんのメリットのある床下エアコンですが、基礎断熱(基礎下断熱)の家でのみ効力を発揮するシステムです。基礎断熱を採用している当社では、多くのお客様に採用していただいています。
自然素材の先進国ドイツのエコテストマガジンで、安全性・機能性ともに№1の称号を受け続けている「クライデツァイト社」が生産する、ドイツ製の天然内装塗り壁材です。大理石を主成分とした自然素材のみで構成されている本漆喰で、調湿・防臭・防カビ効果に優れています。鉱物顔料を混ぜることで、天然素材の持つやわらかな雰囲気はそのままに、さまざまな色彩を楽しむことができます。
日本もここ数年で環境に配慮した家づくりが主流になってきましたが、壁紙においては「変えたい!」と思ったら貼り替えるしかありませんでした。しかし貼り替えはかなり大掛かりな作業で、大量の廃棄物も出てしまいます。そんな中、「塗り替える壁紙」として登場したのがエコフリース。一度貼ったら何回も塗り替えることができるのでお部屋の模様替えに合わせて色を変えられるし、傷や汚れの場合も簡単に補修できます。自然素材なのでお子さんと一緒に塗っても安心です。
個性を生かした家づくりをしたい!という方にオススメなのが、欧米から輸入した紙クロスです。欧米では昔から壁紙はインテリアの一部で、自由なデザインを楽しんできました。白い壁が主流の日本ではなかなか出会えない、ダイナミックなデザインや鮮やかな色彩は、輸入紙クロスならではの魅力です。原材料は、木材などから抽出したパルプを原料とした自然素材。環境や健康にも配慮されている輸入紙クロスで、個性が際立つコーディネイトを自由に楽しんでほしいと思います。