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月刊小野寺工務店【Monthly Onodera】

「調布市で新しい家づくり(K様邸)が始まりました!」と「東京都から表彰していただきました!」の巻/2025年12月号

Date:2025年12月31日 |

調布市で K 様邸の家づくりが始まりました。大学で建築を教えていらっしゃる先生のお住まいということで、少々緊張しながらのスタートです。あわせて、T 様邸の付加断熱工事の様子もレポートしています。
今年最後の「月刊小野寺工務店」です。時が経つのは本当に早いものですね。一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

 

目次
1.小金井市・T様邸(回遊動線の注文住宅)
2.調布市・K様邸(段差で空間を区切る家)
3.東京都から表彰していただいたお話

 
 

◎小金井市・T様邸(回遊動線の注文住宅)

 

家づくりは順調に進んでいます。下の写真は、先日行った気密測定の様子です(小野寺工務店では全棟で気密測定を行っています)。

 

今回ははじめて、米 RETROTEC 社製のドア設置型の気密測定器を使って計測しました。従来のバズーカ型の測定器では、C 値は小数点以下一桁までしか測れません。当社が建てる家の C 値が、ここ最近は「0.1」を下回ることが多くなり、測定精度の面で少し物足りなくなってきたため、今回あらたに使ってみました。

 

測定の結果ですが、細かな数値はここでは控えますが(T様にはもちろんお伝えしています)、0.1を大きく下回る数値となりました。自分たちが手がけている住宅の性能が、きちんと数値で確認できるのは心強いものです。現場スタッフの励みにもなります。

 

※補足
C値とは、住宅の床面積に対する「隙間面積」の割合で、小さいほど気密性が高いことを意味します。明確な基準はないのですが、一般には1.0以下で高性能住宅とされ、今後は0.5以下がひとつの目安になっていくように思います。ちなみに1999年に制定された「次世代省エネ基準」では5.0以下が高性能住宅の基準とされていました。住宅性能は、この数十年で大きく進化しています。

 

ここからは、付加断熱(外断熱)工事の様子をご紹介します。先月号で紹介した充填断熱と、今回の付加断熱を組み合わせた「ダブル断熱」が、小野寺工務店の基本的な断熱仕様です。
下の写真に写っているグレーのボードが、付加断熱用の断熱材「EPSボード」です。南極の昭和基地でも使われている、実績のある断熱材で、これを建物の外周全体にすき間なく貼っていきます。

 

EPSボードの貼り付け方ですが、下の写真のように、まずは片面に専用の接着剤(ベースコートといいます)をたっぷり塗っていきます。

 

次に、接着剤を塗った EPS ボードを、下から上へ積み上げるように貼っていきます。この作業を繰り返して、建物全体を包み込むように EPS ボードを施工していきます。

 

壁全体に EPS ボードを貼り終えたら、次は少し細かな作業に入ります。下の写真をご覧ください。EPS ボードに、深さ20ミリほどの切り欠きが数か所入っているのがわかるでしょうか。

 

EPS ボードは断熱性能に優れている一方で、釘やビスの保持力はほとんどありません。とはいえ、外壁にはエアコンのダクトや雨樋などを取り付ける必要があります。そこで、あらかじめビスや釘を打つ位置に、下地となる樹脂パネルを仕込んでおくのです。写真の切り欠きは、その樹脂パネルを入れるためのものです。

 

「切り欠きを入れると、そこだけ断熱性能が下がるのでは?」と思われるかもしれませんが、ご安心ください。熱伝導率の低い樹脂パネルを使っているため、断熱性能への影響はほとんどありません。

 

下の写真の丸で囲った部分が、樹脂パネルを仕込んだ箇所です。窪みに樹脂パネルを入れたあと、その上からベースコートをしっかり塗り込んでいきます。このあと、EPS ボード全体の上にモルタルを二度塗りし、十分に乾燥させたら、付加断熱(外断熱)工事は完了です。

 

下の写真は、モルタルの上から外壁仕上げ材の「ガルデ」を塗ったところです。ガルデは二度塗りで仕上げますが、この写真は一度目の塗りを終えた段階になります。付加断熱工事を終え、工程はいよいよ外壁工事へと進んでいます。

 

家の中の様子もちょっぴり紹介しておきます。室内では、大工工事が着々と進んでいます。

 

下の写真は、2階の階段横の手すりです。少し頑丈そうに見えますが、じつはこの手すり、本棚を兼ねています。階段の腰壁を利用して本棚をつくることはよくありますが、T様邸では、「本はほどほどに収納したい」、「窓からの光はできるだけ通したい」というご要望があり、このようなスケルトンタイプの本棚になりました。びっしり本を並べない使い方なら、こうしたつくりもなかなか良いなと思います。

 

こちらは、階段下のデッドスペースを利用して造作した、本棚兼収納スペースです。玄関を入って正面にくる場所なので、どんなものが並ぶのか楽しみなところ。T様のセンスが問われそうですね。

 

その背面には、ルンバ用のガレージもつくっています。もちろん、中にはコンセントも設置しています。

 
 

◎調布市・K様邸(段差で空間を区切る家)

 

調布市で、新しく家づくりが始まりました。K様邸です。K様は大学で建築を教えていらっしゃる先生。職業は違えど、同じ「建築」に関わる立場ということもあり、少し緊張感があります。

 

下の写真が、K様邸の建築予定地です。土地探しからのお付き合いで、これまで一緒にいくつも土地を見てきましたが、ようやく調布市内で条件の合う土地が見つかり、いよいよ家づくりがスタートすることになりました。

 

工事に先立ち、当社社長と現場監督、そして K 様のご主人と一緒に、お清め式を行いました。お米と塩、お酒を敷地の四隅にまいて(四方払いといいます)、工事が無事に進むようお祈りしました。

 

お清め式のあとは、外壁仕上げ材(ガルデ)の色選びを行いました。塗装見本は、事務所のLED照明の下で見るのと、実際の太陽光の下で見るのとでは、印象がかなり変わります。

 

そこで今回は、事務所から塗装見本を持ち込み、建築予定地で実際の光に当てながら確認することにしました。下の写真は、その塗装見本をずらりと並べているところです。ガルデはカラーバリエーションがとても豊富で、似ているようで少しずつ違う色がたくさんあります。どの色が選ばれたのかは、もう少し先のお楽しみ。数か月後の工事レポートでご紹介したいと思います。

 
 

◎東京都から表彰していただいたお話

 

12月9日のブログでも少し触れましたが、令和7年度の「東京エコビルダーズアワード」において、以下の賞をいただきました。

 

「ハイスタンダードプラス賞 断熱・省エネ性能部門」
「ハイスタンダード賞 断熱・省エネ性能部門」
「ハイスタンダード賞 再エネ設備設置量部門」

 

ハイスタンダード賞は、UA値0.87W/(㎡・K)以下の住宅を建てている事業者が対象で、ハイスタンダードプラス賞は、さらに性能の高いUA値0.6W/(㎡・K)以下の住宅を建てている事業者が対象になります。

 

当社では、令和7年度の新築工事において、全棟で「東京ゼロエミ住宅 水準A」を取得し、UA値0.35W/(㎡・K)以下を達成しています。日々取り組んできたことを、このような形で評価していただけたのかな、と思っています。

 

下の写真は、その賞状のひとつです。いくつになっても、賞状をいただくのはやっぱりうれしいですね。来年度も引き続き、住み心地の良い家づくりをコツコツ続けていきたいと思います。

 

(続く)

 

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