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月刊小野寺工務店【Monthly Onodera】

「K様邸の手起こし上棟」と「シーリングファンの羽根の長さは現場で見て決める」の巻/2026年2月号

Date:2026年2月26日 |

今月の月刊小野寺工務店は、完成間近のT様邸、上棟と上棟打ち合わせ段階のK様邸、確認申請待ちのA様邸の三本立てです。2月も後半に入り、暖かい日が増えてきました。これからしばらくは現場も作業しやすい季節ですが、冬が大好きで夏が苦手な当社スタッフの門眞にとっては、少々憂鬱な日々が続きそうです。
 

目次
1.小金井市・T様邸(回遊動線の注文住宅)
2.調布市・K様邸(段差で空間を区切る家)
3.世田谷区・A様邸(完全分離の二世帯住宅)

 
 

◎小金井市・T様邸(回遊動線の注文住宅)

 

工事は順調に進んでいます。住宅設備の設置や内装工事もおおかた終わり、あとは建具や照明器具の取り付けを残すのみとなりました。
 
下の写真は、主寝室に取り付ける建具です。仕上げの塗装をおこない、乾かしているところです。いつもの(小野寺工務店標準の)、柾目(まさめ)のタモ材を使った造作建具になります。
柾目とは、細い縦縞模様が並ぶ木目のことで、柾目を使った建具や家具は、上品でモダンな印象に仕上がります。ちなみに対義語は「板目」で、こちらは一般的な波形模様の木目です。

 

ウエスタンレッドシダーで仕上げたリビングの天井です。天井に2か所、壁に1か所ある金具はハンモック用のものになります。照明器具は、お施主様支給のものを取り付けています。


 

こちらは、窓際の天井を凹ませて設けた、カーテンボックス代わりの天井ニッチです。右側が明るく見えるのは、間接照明を取り付けているからです。

 

上の写真の天井ニッチをキッチン側から見たところです。間接照明が壁と窓をぼんやり照らしていますが、カーテンが入るとカーテンの柄をやわらかく照らす仕上がりになります。落ち着いた夜の雰囲気になりそうで、完成が楽しみなところです。

手前の照明器具はオーデリックのペンダントライトです。ちょうどこのライトの下がダイニングになります。モザイクガラスがレトロな印象で、かわいらしいですね。


 

洗面室にも、ダイニングと同じシリーズの照明器具を取り付けています。どちらもお施主様支給のものを取り付けさせていただきました。

 

こちらはキッチンの天井ニッチに設けたLEDベースライトです。キッチンの照明は天井埋込式のダウンライトを採用することが多いのですが、LEDの寿命がきたときにご自身で簡単に交換できるようにしたい、とのご要望があり、今回はLEDベースライトを採用しました。
ちなみにLED照明の寿命はおよそ10~12年ほどです。蛍光灯のようにチカチカして突然切れることは少ないですが、少しずつ暗くなっていきます。


 

話は変わって、こちらは2階の趣味室兼書斎にピアノを搬入したときのひとコマです。

 

無事に搬入完了しました。このピアノを置くために、趣味室兼書斎は壁やドアを防音仕様にしています。


 

照明器具の取り付けとピアノの搬入も終わり、T様邸の家づくりはほぼ完了といった段階まで来ましたが、外構工事が残っているため、完成お引き渡しは3月下旬を予定しています。もうあとひとがんばり、最後まで気を抜かずに進めていきたいと思います。

 
 

◎調布市・K様邸(段差で空間を区切る家)

 

前回、基礎完成のレポートを書きましたが、できあがった基礎の写真が少しボケていたので、あらためて完成した基礎の写真を載せておきます。せっかく職人さんが丁寧に作ってくれた基礎なので、きちんとした写真を紹介しておかないと申し訳ないですからね。

ちなみに、黄色い矢印の黒い板金の下に断熱材が入っています。断熱材と一体化した基礎断熱仕様の基礎になっています。

 

できあがった基礎を道路側から撮影しました。うんうん、しっかりしたきれいな基礎です。


 

基礎完成から数日後、上棟を行いました。ここからは上棟の様子をレポートします。
 

早朝、上棟に必要な構造材の一部が現場に到着しました。前面道路の交通量が多いため、上棟の進み具合にあわせて必要な部材をピストン輸送で運び入れる作戦です。


 

1階の柱建てが始まりました。今回はクレーンなどの重機を使わず、構造材をすべて人の手で運び上げて行う「手起こし」で上棟を行います。そのため今回は、手起こしに慣れた職人さんたちに集まっていただきました。テキパキとしていて、頼もしい職人さんたちです。


 

2階部分までできあがりました。このあと屋根の構造を組んでいきます。

 

屋根組みを進める職人さんたち。屋根の下地材を支える垂木を組んでいるところです。クレーンを使う通常の上棟に比べると、手起こしは玉掛け(クレーンのフックに部材を掛ける作業)やクレーン操作がない分、じつは作業が早く進みます(職人さんにとっては体力的にきついのですが)。

 

作業中の垂木を下から見上げたところです。雲ひとつない上棟日和でした。

 

野地板(屋根の下地材)を貼って、上棟完了です。いつもの上棟に比べて写真が少ないのは、手起こしで上棟を行ったためです。手起こし自体はそれほど珍しい方法ではなく、当社では年に数棟の割合で採用しています。人の出入りが多く現場が慌ただしくなるため、落ち着いて写真を撮る余裕がないのが難しいところです。


 

上棟から3週間。すっかり家らしくなってきたK様邸の中で、大工と電気屋さんが何やらゴソゴソ作業をしていますが、これは翌日の上棟打ち合わせに向けた準備をしているところです。
 
上棟打ち合わせは、ある程度家の形が見えてきた段階で、お施主さまと一緒にコンセントやスイッチの位置、照明の取り付け場所などを確認する作業です。当社では、あらかじめコンセントやスイッチの位置に目印のテープを貼り、直感的に確認できるようにしています。

 

こちらも上棟打ち合わせの準備中の写真です。黄色の円の中を見てください。長さの違う養生テープが2本ぶら下がり、その先に細長くカットした段ボールが付いています。これは2階リビングに取り付けるシーリングファンの模型です。
シーリングファンを取り付ける高さや羽根の長さについて、図面上では決めきれなかったため、「では現地で確認しましょう」ということになり、その準備をしているところです。


 
さて、翌日です。上棟打ち合わせのひとコマです。手前の後ろ姿の男性がK様です。

 
シーリングファンの模型を見つめるK様。最終的に、シーリングファンの羽根の長さは90センチではなく120センチになりました。

 
 

◎世田谷区・A様邸(完全分離の二世帯住宅)

 

地鎮祭も終え、家づくりの準備万端といった状態ですが、建築確認申請がなかなか下りず、「待ち」の状態が続いています。

昨年4月に建築基準法が改正され、それに伴い建築確認の際には構造審査と省エネ基準適合の審査が必須となりました。審査項目が増えたことで役所の業務量も増え、建築確認にかかる日数が大幅に長くなっています。以前は早ければ2~3週間で下りることもありましたが、現在は3カ月以上かかることも珍しくありません。

当初は年明けごろには落ち着くと言われていましたが、現時点ではまだ時間がかかる状況が続いています。早く通常のペースに戻ってほしいところです。

というわけで、A様邸の工事レポートはもう少しお待ちください。

 

(続く)

 

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