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月刊小野寺工務店【Monthly Onodera】

Date:2019年3月29日 |

5月並みの陽気と2月並みの寒さが日替わりでやってくる今日この頃、
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

小野寺工務店は?といいますと、5棟の家づくりと大小のリフォーム工事で、
慌ただしい日々を過ごしております。
というわけで、月刊小野寺工務店3月号、ドーンと行ってみましょう!

 

◎調布市・K様邸(登り梁(のぼりばり)のある家)

前回は、これからいよいよクロス工事!という状況だったK様邸。
今回はクロス工事以降の様子をレポートしていきます。

まずは登り梁のあるリビングの写真から。
天井にクロスが貼り終わり(壁はこれからです)、電気工事の職人さんが、シーリングファンを取り付ける準備をしています。この時期になると、大工さん、クロス屋さん、電気工事屋さん、水道屋さん、左官屋さんなど様々な職人さんが入り乱れ、現場は熱気に満ち溢れることになります。


 

続いての写真は、リビング横のワークスペースで下地のパテ塗りをしているクロス屋さん。
膝の赤いサポーターにご注目!
跪(ひざまず)いて作業をすることが多いので、ひざ痛予防だそうです。かわいい!


 

上の写真から、数日が過ぎ、クロス工事が完了しました!
ステキなリビングダイニング!


 

奥さまお気に入りのマリメッコの壁紙もこの通り!


 

クロスが貼り終わると、仕上げの大工工事が始まります。
下の写真は、ワークスペースのカウンターの支柱を取り付ける大工さん。
わずかな歪みも許さないプロの表情です。カッコいい!


 

取り付け完了です!


 

照明を灯したワークスペース。落ち着いた空間になりました。


 

外観もほぼ完成し、お引き渡しまであと一息です。




 

◎三鷹市・W様邸(築40年の家を建て替える切妻屋根のかわいらしい家)

W様邸も順調に進捗しています。

下の写真は、ダイニングの壁に設置する黒板です。
工事中の写真はなんとも味気ない雰囲気ですが、できあがるとステキなインテリアに大変身!
ご家族へのちょっとした伝言を書いたりするだけで、なぜかリビングがカフェ風になってしまう魔法の設備です。


 

黒板のチョーク受けを大工さんが端材を使って作ってくれました。大工さん、ステキ!


 

黒板の横には、前の家で使っていた木製の身長計を取り付ける予定です。
お子様の年齢と身長が書き込まれた、大切な品です。


 

家の外では、モルタル塗りが始まろうとしています。
写真の右側にある丸いミキサーでモルタルと水を混ぜ合わせ、
深緑のフネ(プラ舟とかタフ舟とか言います。最近は、屋外でメダカを飼うのに使う人が多いですね)
にいったん移し、最後にペール缶に入れて、実際に塗る場所まで運んでいきます。
かなりの重労働です。


 

モルタル塗りが始まりました。少しずつ少しずつ丁寧に塗っていきます。


 

壁の一番高いところもしっかりと塗っていきます。
余談ですが、こちらの年配の左官職人さん、歌がとても上手で、
新年会の時は北島三郎を熱唱してくださいます。


 

モルタル塗りが完了すると、最後にジョリパットという仕上げ材を吹き付けて、外壁工事は完了となります。
昔はジョリパットの吹き付けも左官屋さんの仕事でしたが、
最近は分業化が進んで、吹き付け専門の職人さんがやってくれます。


 

こんなかんじに仕上がりました。サイディングの壁と違って、塗り壁は味わいがあっていいですね。
季節や天候によって、微妙に色合いが変わるのもステキです。


 

では、再び家の中に戻りましょう。

下の写真は2階の廊下から主寝室の方向を撮影したものです。
右側のブルーグリーンのドア枠は子供部屋の入口。
正面の淡い紫の壁は主寝室のアクセントウォールです。

フランスの伝統色というか、懐かしい小学校の色合いというか、ラスティック調というか、気持ちが落ち着く懐かしい色合いが、奥さまのリクエストであり、W様邸のインテリアのコンセプトです。


 

子ども部屋用の室内ドアです。既製品ではなく、建具屋さんの造作ドアで、現場でペンキを調合して仕上げました。この写真は乾かしているところです。


 

玄関ホールとリビングを仕切るドアは、別の色に塗りました。
紫とブルーとグレーを調合したこれまたステキな色合いです。
この後、ドアの上部にはアンティークガラスが入ります。


 

これがそのアンティークガラスです。


 

いろんなパターンを取り寄せて、W様に決めていただきました。


 

W様邸の工事レポートの一番最初で、ダイニング横の黒板を紹介しましたが、
W様邸にはもうひとつ別の種類のボードがリビングに設置されます。
それがこれ↓有孔ボードです。子供や家族の写真を、壁に穴を開けたりせずに飾ることができます。


 


◎調布市・T様邸(薪ストーブと地下室と巨大木製サッシのある家)

地下室のあるT様邸。地面の掘削(くっさく)工事が終わり、地下室の工事が始まりました。

ぽっかり地下室のスペースの空いたT様邸の敷地。
水をかけて地面を固めています(専門用語で水締めといいます)。
この後、転圧機を使って、地面を締め固めていきます。


 

1週間後の様子です。地下室の床部分の配筋が完了しました。
側面の銀色のシートは、ボルテックスという防水シートです。
このシートが地下水の侵入を防いでくれます。


 

底面へのコンクリートの流し込みが始まりました。


 

底面へのコンクリートの流し込みが終わると、今度は立ち上がり部分の鉄筋を組んでいきます。


 

その後、型枠を立て込んでいきます。


 

上下左右、型枠の立て込みがほぼ終わりました。型枠で囲まれた部分が地下の居住空間になります。


 

型枠の上からも配筋を行います。
地下室の天井部分の配筋であり、同時に地上二階建て部分の基礎となるところです。


 

いよいよ地下室の壁と天井(地上2階建ての基礎)へのコンクリートの打設が始まりました。


 

できあがったT様邸の地下室と基礎です。
ぴょこぴょこ飛び出ている金具は、短いものがアンカーボルトで、長いものがホールダウン金物です。
アンカーボルトは建物の基礎と建物の土台を、ホールダウン金物は基礎と柱を緊結する金具です。


 

開口部を覗いてみました。ここは階段になるスペースです。


 

はしごを使って、地下に下りてみました。
コンクリートがしっかり固まるまで、支保工(しほこう)という支柱で天井部分を支えます。
支保工の取り外しまで約1ヵ月です。


 

◎調布市・A様邸(ただいまプラン制作中!)
◎杉並区・F様邸(ただいまプラン制作中!)

先月号で、建築模型を紹介した、A様邸とF様邸ですが、まだ工事が始まっていないので、今月のレポートはお休みいたします。来月からガシガシ書いていきますので、乞うご期待!ということでお許しください。

 

(2019年4月号に続く)

 

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