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「工事途中のプラン変更もなんのその!」と「断熱材によるサンドイッチ!パッシブハウスの基礎工事」の巻/2023年3月号

Date:2023年3月31日 |

工事途中のプラン変更を軽々と乗り越え、二世帯住宅のK様邸はまもなく完成というところまで来ました。また新しく調布市で造作書棚いっぱいの家づくりが始まりました。

目次
1.杉並区・K様邸(変形地に建てる完全分離の二世帯住宅)
2.三鷹市・S様邸(シンプルな2階リビングの家)
3.西東京市・T様邸(パッシブハウス認定を目指す家)
4.調布市・I様邸(本棚いっぱいリビングの家)

 

◎杉並区・K様邸(変形地に建てる完全分離の二世帯住宅)

完成に向かって順調に工事の進むK様邸。今回は外壁工事の様子からレポートを始めたいと思います。

下の写真は、付加断熱工事を終えた状態のK様邸。EPSボード(付加断熱用の断熱材)の表面に塗ったベースコートが乾くのを待って、外壁の仕上げの工程に入ります。


 

外壁仕上げ材のガルデを塗る左官職人さん。ガルデは天然大理石を主成分にした塗り壁材で、カビ汚れや藻の付着がほとんどなく、きれいな状態が長持ちするので、小野寺工務店では愛用(積極的におすすめ)しています。


 

ガルデは二度塗りで仕上げます。下の写真の左側が一度目の塗りを終えた壁で、右側が二度塗りを終えた壁です。二度塗りを行う際に塗料の中に珪砂を少しだけ混ぜることで、ざらっとしたラフな印象の仕上げを実現しています。(珪砂を混ぜずにツルっとした仕上げにすることももちろん可能です)


 

玄関まわりはウエスタンレッドシダーの板貼りにします。もとのプランでは縦貼りにする予定でしたが、途中で「やっぱり横貼りの方がいいかも」という話になり、最終的に横貼りになりました。ちなみに縦貼りにすると和風の印象が強くなります。


 

プラン変更の話題はもうひとつあり、玄関収納の割り振りも途中で変更しています。下の写真の右側が親世帯の玄関で、左側が子世帯の玄関です。当初、黄枠と赤枠の部分にそれぞれの玄関収納を造る予定だったのですが、玄関ドアを取り付けた段階で、「思ったより子世帯の玄関スペースが狭いかも・・」となり、急遽赤枠スペースはそのまま土間にして、黄枠スペースを2分割して玄関収納を造ることになりました。


 

できあがった親世帯の玄関収納。当初の半分のサイズになりました。工事途中でのプラン変更を断る建築会社も多いですが、長く住む家なので、できるだけ対応するようにしています(筋交いなど、耐震構造物の関係でできないケースも多いですが・・・)。


 

屋内では細かな造作工事が進んでいます。下の写真は、書斎の隅に造り付けた丸みを持たせた人間工学的なデザインカウンターです。わかりづらい写真ですが、完成したカウンターの上に型紙として利用したベニヤ板が載っています。


 

こちらは洗面ボウルの取付穴の設計図です。複雑な形状なので、実寸で出力して型紙として使います。


 

使い勝手を考えながら、穴を開ける場所、すなわち洗面ボウルの取り付け位置を決めていきます。


 

取り付け位置が決まりました!


 

設計図通りの穴が開きました。細かな作業を積み重ねて家はできあがっていきます。


 

 

◎三鷹市・S様邸(シンプルな2階リビングの家)

S様邸も、上のK様邸同様に建物内部の大工工事が進行中です。下の写真はロフトスペース。壁下地のプラスターボードの施工が進んでいます。


 

階段も出来上がりつつあります。写真に写っている道具は「レーザー墨出し器」。これを使えば水平垂直が簡単に割り出せます。とても便利な機械です。


 

建物の外観。EPSボードの施工が始まりました。


 

 

◎西東京市・T様邸(パッシブハウス認定を目指す家)

パッシブハウス認定を目指すT様邸。今回は、基礎工事から上棟の様子まで一気に紹介したいと思います!

まずは基礎工事編から。下の写真は基礎断熱用の断熱材を敷地の上に並べる職人さん。基礎断熱は、建物の基礎全体を断熱材ですっぽり包み込む工法で、一般的な床下断熱と比べて高い断熱性能を実現できます。小野寺工務店の家は基本的にすべて基礎断熱を採用しています。


 

T様邸はパッシブハウス仕様なので、いつもより分厚い断熱材を使います。(通常は床面50ミリ/立ち上がり75ミリですが、今回は床面90ミリ/立ち上がり100ミリ)


 

これが厚さ100ミリの断熱材です。この断熱材で基礎の周囲を囲い込みます。底冷えとは無縁の家ができあがります。


 

断熱材を並べ終えたら、内側に基礎の配筋を組んでいきます。断熱材で作った大きな箱の中に建物の基礎を作っていくイメージです。


 

基礎配筋完成。ところどころ密になっている箇所がありますが、これは地中梁(ちちゅうばり)です。耐震等級3を実現するために必要な構造体です。


 

第三者機関(JIO)による配筋検査の様子。配筋のピッチ(間隔)やかぶり厚などを細かくチェックしてもらいます。


 

配筋検査に合格すると、コンクリートの打設(流し込み作業)を行います。下の写真は底面への打設が終わった状態です。


 

次に、立ち上がり部分の型枠を組み、その中にコンクリートを流し込んでいきます。


 

基礎が完成しました。ちなみに(1)は基礎を外側から覆う厚さ100ミリの断熱材、(2)はその断熱材の上から保護塗料のベースコートを塗った状態、(3)が鉄筋コンクリート製の建物の基礎です。


 

できあがった基礎を内側から撮った写真です。基礎の内側の水色のボードも断熱材です。基礎を外側と内側からサンドイッチ状態にするという、鬼のような基礎断熱を施しています。


 

ここからは上棟編となります。読むの疲れた~という方もいるでしょう。でも容赦なくレポートは続きます。

上棟の前日、T様邸で使用する「スマートウィン 佐藤の窓」が会社近くの材木屋さんに届きました。スマートウィンは超高性能な国産の木製トリプルサッシで、窓の断熱性能を示すUw値はなんと0.62 W/m2・K。YKKAPのAPW430のUw値が1.05W/m2・Kなので、その性能は折り紙付きです。


 

スマートウィンの弱点は重いこと。運搬は重機を使うのでいいのですが、据え付けは関係者全員集合で行うことになります。


 

上棟が始まりました。すでに1階部分ができあがっています。右の方に積まれているオレンジ色の資材は屋根用の断熱材です。


 

上棟の様子(1)。オレンジ色のビニールのようなものは防湿気密フィルムです。建物内の空気層を屋外と完全に遮断するために、あらかじめ柱、梁(はり)、桁(けた)の接合部に挟み込んでおきます。


 

上棟の様子(2)。耐震等級3の頑丈な躯体ができあがっていきます。


 

上棟の様子(3)。スマートウィン 佐藤の窓の搬入の様子。ヘビー級の窓サッシなので、壁も天井もないこのタイミングで搬入しておかないとあとで大変な目に遭います。


 

上棟の様子(4)。T様のご家族が上棟の様子を見学に来られました。一番左の男性がご主人様、あいだにひとり挟んで、グリーンのフードが奥様です。


 

上棟の様子(5)。屋根組みまで完了。


 

上棟の様子(6)。養生を施して、上棟完了です!


 

 

◎調布市・I様邸(本棚いっぱいリビングの家)

調布市で新しくI様邸の家づくりが始まりました。今回は先日行った地鎮祭の写真だけ紹介しておきます。

右から小野寺工務店の会長、I様ご夫妻、小野寺工務店の社長、並河という並びです。会長が祝詞を読み上げています。


 

偶然に、なんとも味わい深い写真が撮れたので載せておきます。ビートルズの「アビイ・ロード」のジャケット写真に通ずるものがあるような気がしませんか?


 

 

(続く)

 

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