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中庭のある注文住宅の完成写真公開!と巨大本棚製作中!とO様邸電気打ち合わせの巻/2020年4月号

Date:2020年4月28日 |

新しく三鷹市で家づくりが始まりました。デザイン的にも間取り的にも、難易度の高い家になりそうで、設計も現場監督も大工もワクワクしています。芸能界を引退されるブルゾンちえみさんのセリフに「あー、女に生まれてきて良かった!」というのがありますが、彼女風に今の小野寺工務店の気持ちを表現すると、「あー、建築の仕事をしていて良かった!」という感じです。

最初に目次です。

1.杉並区・K様邸(中庭のある注文住宅)
2.杉並区・S様邸(バルコニーと書庫でつながる完全分離型の二世帯住宅)
3.調布市・O様邸(陽当たりの良いシンプルな間取りの家)
4.三鷹市・O様邸(印象的な外観の二世帯住宅)

 

◎杉並区・K様邸(中庭のある注文住宅)

外構も含めて完全に完成したK様邸の写真を紹介する予定が、お引き渡しのタイミングなどさまざまな事情が重なり、中庭のタイルデッキやウッドフェンス完成前の写真になってしまいました。
撮影は外構工事を行っている最中に実施したため、建物の外観写真は撮れませんでした。ガルバリウムのステキな外観なのに残念です(泣)ゴメンなさい!

というわけで、K様邸の完成写真紹介は、掟破りの玄関の内側からスタートします。
写真正面のリビングへと続く扉はYKKAP社(以下YKK)のラフォレスタです。K様邸の建具はYKKのラフォレスタで統一しています。右側のシューズクロークの扉は、ラフォレスタの製品ラインアップにピッタリのサイズがなかったので、YKKからラフォレスタの面材だけを取り寄せて、造作しています。


 

続いて、リビングの写真です。床はバーチの無垢材を使用しています。中庭に面した大きな窓は写真手前がFIX窓、写真奥が引き違い窓です。窓面積が大きいので、両方ともYKKのAPW430という断熱性能の高いトリプルサッシを採用しています。


 

リビングの奥には2階に上がる階段と、その左側には中庭に面したキッチンがあります。白い扉の向こうは洗面脱衣所と浴室とトイレがレイアウトされています。


 

中庭に面したキッチンです。この写真では外が丸見えですが、この後ウッドフェンスができあがると、外からは見えなくなります。キッチンの床には名古屋モザイク製のテラコッタ風タイルを使用しています。ガスレンジの正面と横には奥様リクエストによりステンレス製のボードを貼っています。


 

キッチンの背面カウンターです。カウンターはステンレス製、壁はモルタル仕上げです。プロの厨房っぽい仕上がりになりました。


 

キッチンの奥から階段方向を撮影した写真です。キッチンの正面が全面窓になっていて、中庭を通してリビングまで見通せるというのがよくわかる写真です。


 

2階に上がります。階段には特注のアイアンの手すりを取り付ける予定ですが、納品がお引渡しの少し後になるので、とりあえず仮の木製手すりを付けています。階段下には収納を設けています。


 

2階のベランダに面した主寝室です。2階の床はアカシアの無垢材を使っています。


 

主寝室のウォークインクローゼットです。収納ボックスの数やレイアウトが、奥さまの頭の中で明確かつ完璧にイメージされていて、そのレイアウトに合わせて、奥行きや棚の高さをミリ単位で調整しています。


 

子供部屋です。将来間仕切りして2つに分けられるようにドアを2つ付けています。


 

約3帖の大きさのご主人の書斎です。当初本棚を持ち込みされる予定でしたが、工事途中で造作することになりました。


 

屋根裏のロフトスペースです。


 

1階に戻って、ドイツ製のミラーとライトを設置した洗面台です。洗面ボウルはカクダイ社のものですが、ミラーとライトはK様からの支給品です。


 

トイレの床にはリノリウムを使用しています。誤解されている方も多いのですが、リノリウムは亜麻仁油、木粉、コルク粉、石灰石などが原材料の天然素材です。


 

 

◎杉並区・S様邸(バルコニーと書庫でつながる完全分離型の二世帯住宅)

前回断熱工事から気密検査の様子をレポートしたS様邸。今回は製作が進む造作本棚をドーン!と紹介します。

2階の階段横の壁に造作本棚ができあがりつつあります。これでもかなりの書籍が収納できると思うのですが…


 

実は1階から2階までの壁面がすべて本棚になります。今はからっぽの本棚ですが、家が完成し、書籍がぎっしりと収納された暁(あかつき)には、ハリーポッターに出てくるホグワーツ魔法魔術学校の図書館のような雰囲気になるかもしれません。


 

下からも本棚を見上げてみました。本棚というより書架といった方がしっくりくる迫力です。


 

本棚の施工図面です。実はS様邸にはこれと同じような壁面書棚をもうひとつ作る予定です。二世帯住宅ですので、それぞれの世帯に大型書棚を作る計画なのです。そして2つの大型壁面書棚のほかに、二世帯共有の書庫も作ります。私設図書館を開設できるぐらいの収納力になると思います。


 

屋外では外断熱用の断熱材、EPSボードの施工が始まりました。下の写真で職人さんが持っている白いボードがEPSボードです。


 

S様邸の外壁は左官仕上げのガルデ、ガルバリウム鋼板、セメント系のSOLIDという3種類の外壁材を複雑に組み合わせます。

外壁材の種類に合わせて、外断熱用の断熱材も2種類使い分けます。ガルデの下にはEPSボード、ガルバリウム鋼板とSOLIDの下にはフェノマボードです。外壁工事については来月号でもう少し詳しくご紹介できると思います。

 

 

◎調布市・O様邸(陽当たりの良いシンプルな間取りの家)

前回基礎工事から上棟の様子までレポートしたO様邸。家づくりは順調に進んでいます。

まずは、上棟の翌日の屋根工事の様子。アスファルトルーフィングという屋根用の防水シートを貼っています。


 

下では、職人さんが防蟻剤を丁寧に塗っています。小野寺工務店では「ボラケア」という人体に極めて安全な防蟻剤を使用しています。


 

大工工事がある程度進んだ段階で、電気打ち合わせを行います。写真手前のお二人がO様ご夫妻です。その横でチェックシートになにやら書き込んでいるのは設計事務所のスタッフの方です。いろんな人のアイデアを積み上げて小野寺工務店の家はできあがっていきます。


 

電気打ち合わせの際は、TVドアホンや各種スイッチの位置や高さがわかるように、下の写真のような紙を貼っておきます。


 

キッチンの位置も青いテープで表示しておきます。こうすることで、家事動線がイメージしやすくなり、「ここにもスイッチがほしい」とか、「ここのスイッチはもう少し手前がいい」とか、「掃除用のコンセントがここにもいる」といったご要望が出やすくなります。このタイミングでご要望をたくさん出していただくと、工事の手戻りがなく、また手遅れになることもなく、お客様も小野寺工務店もハッピーになります。


 

玄関のシューズクロークを造作する場所には、意匠図も貼り付けておきます。濡れているように見えるところは、直前に防蟻剤を塗った箇所です。


 

電気打ち合わせが終わると、断熱工事が始まります。下の写真は、静かに断熱されるのを待つO様邸です。建物の気持ちはわかりませんが、おそらく「スースーして寒いから、早くあったかい断熱材でくるんでよ~」と思っていると思います。


 

 

◎三鷹市・O様邸(印象的な外観の二世帯住宅)

三鷹市で二世帯住宅の家づくりが始まりました。個性的でアイデアフルな家が多い小野寺工務店の家の中でも、かなり独創的な家になる予感がしています。

今回は敷地だけ紹介しておきます。


 

 

(2020年5月号に続く)

 

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