東京・調布の注文住宅は小野寺工務店

おかげさまで創業60周年

フリーダイヤル0120-405-233(月-土/9:00〜18:00)

月刊小野寺工務店【Monthly Onodera】

3つの建築模型公開!と左官仕上げの外壁は大変!の巻/2019年2月号

Date:2019年2月22日 |

最初に完成見学会のお知らせです!

すぐ下で紹介している調布市のK様邸にて、予約制の見学会を行います。
日時は3月2日(土) 3日(日)の10時~17時。
詳しくはこちらのページ(https://www.onodera-koumuten.com/cms/event/2185)をご覧ください。

出来たてでピカピカのステキなK様邸にて、新しい出会いを心待ちにしております!
ではK様邸を含む、5棟のステキな家づくりを紹介していきましょう!



◎調布市・K様邸(登り梁(のぼりばり)のある家)

断熱工事がすべて完了し、K様邸では大工工事が順調に進行中です。
以下、K様邸の大工工事の様子をレポートします。

まずは、リビング横のワークスペースの造作カウンター。ご家族が並んで本を読んだり、宿題をしたりする姿が目に浮かびます。机を支える支柱がやけに細く見えますが、安心してください。仮置きの支柱です。


 

続いて、キッチンの背面収納。こちらも造作しています。
ゴミ箱をすっぽり収納できるよう、真ん中に大きなスペースを空けています。上部の窓から朝日が入ってくるので、一日中明るいキッチンになる予定です。背面収納の奥はパントリーです。


 

テレビドアホンや給湯器の操作パネルを設置するためのニッチです。
ひと手間かけて、壁を少し凹ましてあげると見た目がかなりスッキリします。


 

微妙な角度調整が必要な階段手すりの設置も完了しました。
手すりを支える黒い金具は奥さまのセレクトです。


 

斜めに設置した手すり同士をピッタリ合わせるのは、なかなか大変な作業なのです。


 

ドイツのクライデツァイト社の自然塗料です。
天然の植物油から作られたワックスで、造作した机やカウンター、手すりに塗っていきます。


 

大工工事が終わると、クロス(壁紙)工事が始まります。
まずはパテで下地の凸凹を均(なら)していきます。

下の写真で、パテが直線的に塗られているところは下地材の継ぎ目、
点々に塗られているのはビスの頭の部分です。


 

おまけの写真。



K様からお預かりしていた「お施主様支給品」の数々です。大工工事が終盤にさしかかり、
そろそろ取り付けのタイミングなので、事務所から運んできたところです。

照明器具やタオル掛けなどをお預かりすることはよくあるのですが、K様からはトイレに貼るクロスも預かっていました。マリメッコの気に入った柄の壁紙が廃版になっていて、インターネットでなんとか見つけ出したそうです。

 
 

◎三鷹市・W様邸(築40年の家を建て替える切妻屋根のかわいらしい家)

W様邸も断熱工事が完了し、大工工事と外壁工事が急ピッチかつ丁寧かつ情熱的に進んでいます。
早速レポートしていきましょう!

子ども部屋の造作棚を作っている大工の後ろ姿です。
W様邸の子ども部屋は3.7帖×2。最近人気の子ども部屋をあえて小さくするプランです。


 

ウォークインクローゼットに入れる大型収納も造作します。


 

下の写真は、現場監督・若林による造作家具の設計図。
左下にファミクロ家具と記載があるように、ファミリークローゼットに設置するカウンターの設計図です。

小野寺工務店の家は造作家具、造作カウンターが多いので、大工工事の期間中は、このような設計図がいたるところに貼ってあります。


 

続いて、外壁工事の様子です。
W様邸の外壁はモルタルの左官仕上げです。

サイディング全盛の時代に少数派になりつつある左官壁ですが、材料の調合や塗り方で、独特の質感や雰囲気を出せるので、根強い人気があります。

左官仕上げの外壁は手間がかかります。サイディングの場合、胴縁(どうぶち)という通気層を確保するための縦方向の木材の上にサイディングを貼るだけで完了ですが、左官壁の場合、ラス板という横方向の板を家の外周全体に手作業で貼っていきます。


 

ラス板の上から防水と透湿の機能をもつ、アスファルトフェルト430を貼っていきます。


 

アスファルトフェルトの上から、波型1号というラス網を貼っていきます。開口部は2重に補強していきます。


 

家全体がラス網で覆われ、後は左官職人さんの登場を待つばかりです。


 
 

◎調布市・T様邸(薪ストーブと地下室と巨大木製サッシのある家)

地下室のあるT様邸。地鎮祭も終わり、いよいよ地下の掘削(くっさく)工事が始まりました。

ちなみに地下の掘削工事は次のような手順で進みます。

最初にオーガーという機械で5メートルほどの縦穴を掘り、その穴に長さ6メートルのH鋼を差し込んでいきます。オーガー(AUGER)とは、英語で錐(キリ)を意味する言葉です。


 

次に1メートルほど突き出したH鋼を重機に取り付けたハンマーで打ち込んでいきます。


 

H鋼の打ち込みが終わったら、ショベルカーで土を掘り起こしていきます。掘った分だけH鋼の間に矢板を差し込んで土留めをしていきます。


 

掘削がほぼ完了しました。


 

最後に、地鎮祭の時に神主さんからいただいた「鎮め物」という小さな箱を、家の中心になる場所に埋めて、完了です。この後、基礎工事が始まります。


 

T様邸の完成模型を紹介しておきます。地下室、屋上バルコニー、薪ストーブ、巨大木製サッシなど、できあがりが楽しみなT様邸です。


 
 

◎調布市・A様邸(ただいまプラン制作中!)

先月号で車を縦に停めるか、横に停めるかの現場検証の様子をレポートしたA様邸。
無事に駐車場の位置が決まり、プラン作りが進んでいます。

最終決定ではないものの、プランの大枠が決まりましたので、建築模型を作りました。複雑な形状の土地にあわせて、建物の形状も複雑です。複雑な形状の家ですが、耐震等級3で住宅性能証明を取得する予定です。これまた作り甲斐のある家になりそうです。


 
 

◎杉並区・F様邸(ただいまプラン制作中!)

杉並区のF様邸の家づくりも始まりました。17坪の敷地での家づくりです。
来月号から詳しくレポートしていく予定ですが、予告編として、できあがってきたばかりの建築模型を載せておきます。乞うご期待!




 

(2019年3月号に続く)

 

アーカイブス

このページのトップへ