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月刊小野寺工務店【Monthly Onodera】

Date:2020年2月28日 |

先月のM様邸に引き続き、今月はF様邸の完成写真を紹介することができました。お客様の夢いっぱいの家が次々と完成していくのはとてもうれしいことです。

最初に目次です。

1.杉並区・F様邸(土間と隠れ家スペースのある注文住宅)
2.稲城市・T様邸(大きな吹き抜けと回廊のある注文住宅)
3.杉並区・K様邸(中庭のある注文住宅)
4.杉並区・S様邸(バルコニーと書庫でつながる完全分離型の二世帯住宅)
5.調布市・O様邸(陽当たりの良いシンプルな間取りの家)

 

◎杉並区・F様邸(土間と隠れ家スペースのある注文住宅)

昨年の7月に始まったF様邸の家づくり。無事に引き渡しが完了しましたので、完成写真とともに家づくりを振り返ってみたいと思います。(詳しくはF様邸の施工事例をご覧ください

まずはF様邸の特徴的な外観から。モスグリーンのガルバリウム鋼板と無垢の外壁材ウイルウォールの組み合わせ。


 

玄関から中に入ると大きな土間が広がります。土間には、子どもの遊び道具やご主人の趣味のドラムセットなどを収納します。奥に見えるドアの向こうにはバスルームやトイレなどの水回りをまとめて配置しています。


 

玄関ホールを家の中から撮影した写真です。F様邸の1階は吹き抜けの階段を中央に配置して、玄関側が土間収納、反対側がウォークスルーの収納エリアになっています。収納エリアには洋服を掛けるパイプを設置しています。このパイプ、実はガス管でできていて、ザックリとしたつや消し感になっています。
階段の途中に丸い穴の開いた壁が見えますが、この穴の開いた箱のような空間が「隠れ家スペース」です。


 

階段を2階に上がると現れるF様邸のこだわりキッチン。居酒屋とカフェのカウンターを合体させたイメージのダイニング兼用キッチンです。


 

違う角度から撮影したキッチンダイニングの写真。南西側と北東に開けた大きな窓から陽射しが入る明るいキッチンです。ダイニングのカウンター材はタモの集成材。台座は構造用のラーチ合板を使って、大工が組み上げています。
ダイニングカウンターの一部は開閉できるようになっていて、開けるとぐるっと一回りできるようになっています。


 

キッチンのカウンターはオールステンレスのオーダー品。カウンターの下のステンレスのキッチン収納はIKEAの既製品を組み込んでいます。正面のきれいな水色のタイルはTNコーポレーションの製品。キッチン水栓は三菱ケミカル・クリンスイのもの。まさにフルオーダーのキッチンです!水色のタイルをあらためて見て思うのですが、タイル割りが完璧ですね!(自画自賛でスイマセン。)


 

吹き抜けの階段を挟んだキッチンの反対側は、上下2階建ての構造になっています。下は隠れ家スペース。その上はソファを置く予定の寛ぎのスペースです。


 

隠れ家スペースの中。丸い穴からキッチンが覗けるようになっています。


 

隠れ家スペースの上の寛ぎのスペース。プロジェクターとスクリーンとスピーカーを備えたミニ映画館のような空間です。


 

ロフトは和室になっています。天井板は杉板。時間が経つことでもっと味わいのある色合いに変わってくることでしょう。


 

1階の洗面とトイレのスペース。洗面台のまわりには名古屋モザイクのトライアングルタイルをあしらいました。


 

F様邸の完成写真のご紹介はここまでです。施工事例ページでは、もっとたくさんの写真をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

 

◎稲城市・T様邸(大きな吹き抜けと回廊のある注文住宅)

T様邸は完成に向けてのラストスパートに入っています。

まずは屋内の様子。クロス工事用の内部足場が組まれています。吹き抜けが大きいので、足場も本格的です。


 

T様邸の壁紙は、1階はグレー、2階は白という具合に貼り分けています。


 

T様邸の1階ニッチに設置した玄関ドアホンのモニターと金属製のトグルスイッチ。金属製のトグルスイッチはグレーの壁紙と相性が良いですね。


 

2階は白い壁紙です。吹き抜けに設置した大きな窓から光が燦々と射し込んでくる明るい空間です。


 

続いて外観です。写真では濃いグレーに見えますが、実物はもっと濃くて「黒い」外壁です。アイカのジョリパットの吹き付け仕上げです。


 

 

◎杉並区・K様邸(中庭のある注文住宅)

前回、現場打ち合わせ~断熱工事~気密測定の様子を紹介したK様邸。ただいま、大工工事が進行中です。

下の写真は、1階から2階に上がる階段を作っているところ。階段の下は約1帖の大きさの収納になります。


 

書斎の本棚も完成しています。


 

この方がK様邸の大工さんです。玄関収納を造作中です。上で紹介した階段も本棚もこの大工さんの仕事です。


 

[おまけの写真]
下の写真はどのような状況を撮った写真かと言いますと、建築図面を見て、ガスメーターを取り付ける位置を確認し、その位置を外壁下地にマジックペンで書き入れているところです。


 

上の写真から数時間後の写真がこちら。ガスメーターを設置する場所に下地材が入りました。ガルバリウム鋼板は薄くて、釘やネジの保持力がほとんどありません。そのため、ガスメーターや換気扇カバーなど、外側から物を取り付ける場所にはあらかじめ下地となる構造用合板を仕込んでおくのです。家づくりというのは、こういう地味な作業の繰り返しです。


 

 

◎杉並区・S様邸(バルコニーと書庫でつながる完全分離型の二世帯住宅)

前回基礎工事から上棟の様子を紹介したS様邸。今回はそれ以降の進捗をレポートしたいと思います。

上棟の翌日、屋根工事が進むS様邸。上棟の際に屋根工事まで一気に終わらせるケースも多いですが、1)翌日に雨の心配がなかったこと、2)日が短い時期だったこと、3)S様邸の建物が大きいことなどの条件が重なり、屋根工事は翌日という段取りになりました。「翌日に雨が降る時はどうするのだろう?」という疑問を持つ方もいらっしゃると思いますが、そういった場合は職人をかき集めて、一日で終わらせます。


 

屋根工事の様子を少し遠くから撮影しました。軒が長いなーと思った方、間違いです。
空に突き出たこの木のことを垂木(たるき)といいます。垂木は屋根の下地材を支える構造材です。これから実際の屋根の大きさになるようにカットしていきます。


 

屋根の上に登るとこんな感じです。垂木の上に野地板を敷いて、野地板と野地板の間を気密テープで塞いでいきます。


 

夕方、野地板の上から防水用のアスファルトルーフィングを敷き終えたS様邸。すっかり夕暮れです。


 

屋根ができあがると現場はいっきに賑やかになります。大工工事が進むのはもちろん、電気配線、給排水の配管、ガス配管など、さまざまな業種の職人さんが入れ替わり立ち替わりやってくることになります。

1階の床工事を進める大工さん


 

電気工事の職人さん。スイッチかコンセントを作ってくれています。


 

こちらはガス工事の職人さん。ガスの配管中です。この職人さんとはもうかれこれ30年以上の付き合いになります。


 

 

◎調布市・O様邸(陽当たりの良いシンプルな間取りの家)

調布市で新しい家づくりが始まりました。古家付きの土地を買っての建て替えの家づくりです。

解体前の古家です。


 

解体が進みます。


 

解体が完了して、O様邸の敷地が現れました。あいにくの雨模様ですが、南向きの陽当たり抜群の敷地です。


 

早速遣り方(やりかた)を組んでいきます。遣り方は、基礎の高さ、ひいては建物の高さの基準になります。


 

基礎工事が始まりました。来月、基礎工事の様子を詳しくレポートしたいと思います。


 

 

(2020年3月号に続く)

 

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