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スタッフブログ【Staff Blog】

Date:2016年5月22日 | Category:


 

恐縮ですが本日は
私の密かなお楽しみをご紹介致します。

先日、涼やかな5月の夕暮れに
柳家小三治さんの独演会に行って参りました。

その日の演目は「宗論」「青菜」
小三治さんの「青菜」を聴いたのはこれで3度目ですが
今回もワクワクが止まらない高座でした。

青菜の登場人物は、
品が良く機知に富んだご隠居さんと、
べらんめぇだけどどこか憎めない庭師さん、
庭師のおかみさんと、大工の熊さんの4人。

噺家さんはたった一人で、演出も主演も脇役も
全ての役をこなします。

古典落語というのは江戸時代からさまざまな噺家さんに語り継がれ
てきました。
つまり今回会場に来ているお客さんも全員、噺がはじまった時点で
「お、今日は青菜か!」と最初から最後まで、つまりオチまで内容
を分かっているのです。

 



 

分かっているはずなのに、
小三治さんが演じる登場人物の愛くるしさ、
生き生きとした掛け合いの虜になります。

会場中がヒートアップしその演技に巻き込まれ、
抱腹絶叫の独特の空気となりました。

ちなみに「青菜」のキーポイントとなるのは「源義経」です。
またの名を「九郎判官義経」幼少の頃の名は「牛若丸」
これを知っていないとこの落語を楽しむ事は出来ません。
こうして楽しみと知識が一緒に身につくのも落語の魅力です。


小三治さんも今年、御年76歳。
あと何度聴けるかも分かりませんし^_^; 今のうちにもっと
行っておかないと、とフラフラと家路についた一夜でした。

小三治師匠、勉強させていただきました。
また是非参りますm(__)m

m,nami

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